今日は財務部長の送別会
一応総合職だから参加した。
でも遠い昔にご一緒させて頂いた方なので、ほんの少し寂しい気持ちはある
その送別会で、家族からのメッセージが流れてきた。
小田和正の「時を超えて、君を愛せるか、本当に君を守れるか」をバックにお子さん達のメッセージが流れる。
もちろん成人している。
その子達のメッセージが自分の子供と重なる。
お父さんありがとうというメッセージ。
ふと思った。
俺はこの先子供達にありがとうと言える何かを残せるんだろうか。
普段の仕事ですら嫌々行って、全力も出せずにただ無為に生きている俺が、彼らからそんなメッセージをもらう権利があるのだろうか。
ふとその時、
自分がこのまま死んだら、
家族に家という財産を置いて、そして幾ばくかの財産を残して死んでいったら
子供達の脳裏にはお父さんのいい思い出だけが残るのではないかと思ってしまった。
その時のお父さんの方が美しいのではないかと思ってしまった。
死にたいわけではないが、死の方が美しいのではないかと思ってしまったのだ。
この2年間ずっと死が身近にあった。
その恐怖に慄いてきたが、そんな自分が死が美しいものではないかと思ってしまったのである。
危ないなぁ。
明日長男がフィンランドから帰ってくるというのに、
お父さんはこんなことを考えている。
子供達にお父さんが自殺したなんて負い目を感じさせたくない。
自己肯定感を猛烈に下げるようなことはしたくない。
あの子達のために死ねない。
苦しくても苦しくても生きるのだ
そう思ってきたが、美しさで考えた時にどっちが美しいのだろう思ってしまったのだ
何が正解か分からないし、今すぐ死ぬ気は無い。
でもそんなことを深く考えさせる1日だった。
明日は笑おう。
笑って子供達を迎えよう。
頑張って戦ってきた長男を笑って迎えてあげよう。
ありがとうございました。