さて、
昨夜はラスボス「ゾーマ」との死闘
夜7時から1時間に亘り
車中で攻防戦を広げる
あの手この手で繰り出される想定攻撃を軽やかにかわし
痛恨の一撃をゾーマにぶち込む
ハズだったが中々この一撃を出せない
「どうした？」「この数日で何があった？」と問いかけるA氏に対して
「貴方が原因なんです」
の一言が言えない、、、、
土俵際に追い詰められ沈黙が続く、、、、
もうソロソロ足が出てしまう、、、、
ギリギリまで追い詰められた最後に
「このままじゃ後悔するよん♪」
というベホイミの魔法が唱えられる
「生き返った、、、、」(あっ呪文はザオリクだった)
ここで会心の一撃
「Aさんに認められようとして、見捨てられまいとして、仕事するのに疲れました」
「カキーン」「バキバキ」「ずごぉーん」
口調は弱々しいが、ついに放たれたベギラマの呪文
(もう勇者か魔法使いか分からない、、、)
言ってやりました
死の呪文「ザラキ」
ゾーマは遂に倒れたのであった
、、、、のはずが
「分かるわ」
おいおい
「分っかんじゃねーよっ」
「あんたが怖いからこっちの承認欲求が壊れたの」
「もう無理なの」
と、力尽きそうな勇者が(言葉は丸くするが)必死の反撃
追い討ちをかけるゾーマが唱えた呪文は
まさかのホイミ
「仕事しなくていいから会議室でネット見てろ」
ほえっ？？
「お前の性格考えたら職場で仕事出来ねーだろ」「まず来ることに慣れた方がいいんじゃねーか？」
なぬなぬ？？
「何を言っている魔王ゾーマめ」
「遂にパルプンテの呪文を唱えやがったか」
と騙されない気満々で挑むも
「お前はどーなっても良いと言うが、ここで降りて承認欲求の塊のお前が会社にいれんのか？」
「いれると思います」
「お前の判断だけどな。今はいいと思ってるだろうが、相当キツイぞ」
「(そーなんだよなー、でも)それは分かってるつもりです」
「どっちにしても我慢するんだぞ。急降下する必要あんのか？ここまでやれたんだから緩やかに降下したらどうなんだ」
「(うん？？どっちにしても我慢する？？緩やかに降下？？ゾーマよ血迷ったか？)、、、、」
「今出来ることだけでいいんだよ。待てたら目立たないように降ろしてやるよ」
はい、勝負有り
勇者はゾーマの前に力尽きた
「チャチャチャチャーラッチャッチャッチャー」
なぜかレベルアップの音
勇者は自分が放った一撃に満足し息絶えた
男性ですけどね、、、、
敵ながら天晴れ
勇者の冒険は終わった
そして本日出社して会議室で一日中仕事外のことをしてましたとさ
おしまいおしまい
お後がよろしいようで┌(;￣◇￣)┘
